漢方薬は副作用がない?
医薬品や健康食品について間違った認識を持っている方が非常に多くいます。
「健康食品は薬じゃないから副作用がなく安心」「ビタミン剤は沢山とったほうが身体に良い」これらは間違った認識です。 その他に、意外に多いのが、「漢方薬は生薬だから効き目も緩やかで、副作用もなく安心」 これも間違った認識です。
附子(ブシ)はアコニチンと言う猛毒を含む漢方薬です。和名はトリカブトといい、猛毒で有名ですよね。中毒症状があらわれると、時には呼吸困難、死にいたることもあるのです。 漢方薬も薬であり、使用方法を間違えば副作用も出るのです。
- 甘草(かんぞう)は低カリウム、血圧上昇、むくみ、インターフェロンと併用して間質性肺炎での死亡例が出たことがあります。
- 附子(ぶし)は猛毒で有名なトリカブトの根です。のぼせや発汗の副作用があります。多量で中毒症状がでます。
- 麻黄(まおう)気管支拡張剤ですが、動悸興奮血圧上昇の副作用があります。
- 大黄(だいおう)は便秘の薬ですが、流産の危険があるので、妊婦には使用できません。
- 地黄(じおう)は下痢・胃腸障害の副作用があるので、胃腸の弱い人には使用しません。
また、漢方薬を服用しながら、他の医薬品を併用している例もみかけます。
風邪を引いているので、葛根湯を服用しながら解熱鎮痛剤を一緒に飲んだりすると、発汗や動悸の副作用が現れる事があります。恐らく、漢方薬は身体に優しいからと言う認識で、他の薬も併用をするのだと思いますが、漢方薬も薬であるという認識をきちんと持っていただくことが必要です。
漢方薬を常用している人は、病院にかかる場合は、必ず医師・薬剤師に相談することが必要です。
カテゴリー:薬の選び方やお客さんとのやり取り
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