研究ってどんな仕事?
研究職の仕事内容の紹介の前に、薬はどのような段階を経て作られているのかご存知ですか。
実は、1つの薬が医薬品として医療の場で使用されるようになるまで、10年から20年くらいの年月を必要とするのです。
まずは、「これは薬になるだろう」いう新規物質の探索、スクリーニングから始まります。 そして、薬になるであろうという物質が発見されたら、化合物を合成する、いわゆる基礎研究に2年から3年の年月を必要とします。
その後に、非臨床試験と言って、人で試験を行なう前に、動物を対象に有効性、毒性の試験を行ないます。薬効薬理、薬物動態、安全性研究などが行なわれます。これに3から5年の年月を必要とします。動物で有効性などが立証されて始めて、人体を対象にして有効性、安全性の確認を行います。臨床試験または、治験といわれているものです。治験には3日から7年の年月を必要とします。
人体への有効性、安全性が認められて初めて、国へ承認申請を行ないます。 国はその審査を行いますが、この審査にも数年かかります(最近ではだいぶ早くなってきていますが)。 この経過の中で、研究職が行なう仕事は、新規物質の探索から動物を対象とした非臨床試験までを行ないます。
新規物質の探索にも非常に多くの時間と労力を要します。 何千もの候補の中から、実際に医薬品になるのは数個しかないのです。 その為、新規物質の探索を自社では行なわずに、他社と提携している製薬企業が現在では多いようです。
研究職は薬学部卒業だけでは殆どの企業で採用しないでしょう。 研究職に就職希望であるならば、大学院を卒業しておくことが必要でしょう。
カテゴリー:製薬企業について
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